【お役立ち情報】意外と知らない葬儀までの流れ
アートエンディングの渡辺です。
大切な人といつかは別れが来ると知りながらも、なかなか受け入れられないものです。
しかしながら、その時は訪れます。
看取られたその後は、あっという間に葬儀の準備がはじまります。
といっても、何から考えて良いかが解らないという方も多いのではないでしょうか?
それぞれについて説明させて頂きます。
※この記事は弊社別サイトにて掲載された記事を再編集・再掲載したものです。
葬儀までの流れ
1.喪主を決める
喪主とは、遺族の代表として「弔いの中心になる人」のことです。
ほとんどの場合は、故人の配偶者(夫又は妻)か長男に当たる方が務めます。
喪主は、お葬式の準備や遺族を代表して挨拶を行ったり致します。
葬儀後は、お仏壇やお位牌の手配、納骨先についても責任があります。
2.安置場所を決める
ほとんどの場合は病院又は施設で最期を迎えます。
そしてすぐに葬儀社に連絡をしてくださいと言われますので、事前に
安置場所(ご自宅又は霊安室)
と
葬儀社
を決めておく事がとても重要になります。
ご自宅に安置の場合
ご安置するお部屋に敷布団と掛け布団を一枚ずつ御用意ください。
生前に使っていたお布団を用意される方が多いです。
葬儀社が病院又は施設より御移動し、ご安置後、ドライアイスやお線香をあげる準備をし、その後、お打合せとなります。
ご自宅へのご安置が難しい場合
様々な事情により、ご自宅へのご安置が難しい場合は、病院や施設から葬儀社の式場にある霊安室へとご移動する事も出来ます。
もし、本当は自宅へ帰してあげたいけど難しいという場合は、ご自宅の近くを寄ってから霊安室に向かうという事も状況によっては可能かもしれませんので、葬儀社に相談してみるとよいでしょう。
3.お葬式の日程を決める
葬儀の日程を決めるには順番があります。それは
- 菩提寺
- 式場
- 火葬場
です。
菩提寺
菩提寺とは、代々お付き合いのあるお寺様のことです。
葬儀はお寺様を中心に進めてまいりますので、まず、初めにお寺様のご都合をお伺いする事から始めます。
菩提寺がいらっしゃらない場合は、宗派を合わせて葬儀社が紹介することも出来ます。
この場合は都合の合うお寺様にお願いを致しますので、お寺様の都合は優先でなくても大丈夫です。
式場
お寺様の都合が解りましたら、次に式場の空き状況を調べます。
希望の式場を決めておくことも大切ですが、解らない場合は葬儀の規模や要望を伝え、葬儀社に提案してもらいましょう。
火葬場
お寺様と式場が決まりましたら、火葬場の空き状況です。
真冬の時期や年末年始でなければ、火葬場が空いていないということは、越谷市ではほとんどありませんので、火葬のお時間を確認致します。
以上の「菩提寺・式場・火葬場」を同じ日に押さえることによって日程が決まります。
4.通夜をあまり急がない
一つ気をつける事は、通夜をあまり急がないということです。
ここまでご家族の方は、短い時間の中で、搬送→安置→日程決めを行うことになります。
状況によっては数日前から病院に付きっきりで、悲しむ余裕もないくらいに、疲れていらっしゃるかもしれません。
お亡くなりになられた次の日が通夜となると、更に短時間で様々な事を決めたり、ご親戚に連絡したりと、これでは本当に葬儀が終わるまで、悲しむ余裕が無くなってしまいます。
ご葬儀の日程が決まるとひと段落もつき、故人と向かい合う時間が出来ます。
出来る事なら、1日か2日空けて通夜を迎えると、ご葬儀の準備や細かな流れの確認も出来ますので、余裕をもった日程を組むことをお勧め致します。