【お役立ち情報】「担当者の人柄を見る」って?
アートエンディングの渡辺です。
葬儀社の選び方の一つに「担当者の人柄を見る」というポイントがあります。
「人柄を見る」だけですと、意味が分かりそうで分からないかと思いますので、
実際にあったお葬式を元に説明いたします。
※この記事は弊社別サイトにて掲載された記事を再編集・再掲載したものです。
ある日のお昼、式場の事前相談スペースにおいての来店の対面相談です。
昨夜の深夜にご兄弟の方が亡くなられたそうです。
兄弟の事で突然だったので葬儀社を決めていなかったため、
病院から紹介された葬儀社にお迎えをお願いし、その葬儀社の霊安室に安置をお願いしたそうです。
現状とご予算をおうかがいし、お手伝い出来る部分をご説明しました。
つまり、安置場所は他社の葬儀社で、そこから移動を行い、弊社にお願いをするという事です。
ここでの注意点は、
病院→霊安室までの搬送費用・霊安室料・1日分のドライアイスの費用は
病院から紹介をされた葬儀社にお支払いをする
という事です。
そこから弊社が対応する為、弊社へのお支払いももちろん発生します。
両方を合わせるとご予算をオーバーしてしまうのです。
その後、ご兄弟の中で色々と検討された結果、最初の病院のお迎えの費用や1日分の霊安室料をお支払いしたとしても(ご予算多少オーバーしても)、他社の葬儀社から変更して弊社に今後をお願いをするとの事でした。
弊社に相談された時点で費用の面をとても気にされておりましたので、不思議でなりませんでした。
しかし、他社の霊安室にお迎えにあがった時に、その理由がわかったような気がしました。
なぜかと言うと、担当した方の対応が表面上は良さそうなのですが、なんとなく嫌な感じを醸し出していたからです。
ご家族とお話をする場面、ご家族の見ていないところでの所作、同業者に対する対応の仕方などなど、あまりこころよくない対応でした。
ご家族とその後お話をしましたが、やはり嫌な感じがしていたとの事です。
特に断る際には露骨に嫌な顔をされ、かかった費用も急に割引をされ、そこからも引き止めようとされたとの事でした。
翌日は友引でしたので、翌々日に10名様がお集まりのなか、ゆっくりとお別れを惜しみながらお見送りをして頂きました。
担当者の人柄を見るポイントとしては
「見た目の印象はどうか?」
→ 第一印象で引っかかる部分は無いか
「会話だけでなくふとした所作はどうか?」
→ 歩き方、ドアの締め方、後ろ姿、この人に大切な方を任せても大丈夫かどうか
「対応に心がこもっているかどうか?」
→ 話し方、安易に割引などで気を引こうとしていないか
「担当者の人柄を見る」は事前相談の段階で可能です。ぜひお役立てください。
アートエンディングでも事前相談をいつでも受け付けております。
ちなみに今回のケースは、病院から紹介された葬儀社に安置されたとしても、まだ断る事ができました。
「嫌な印象だけど安置まで済んだから断りづらい」そんな時はご相談ください。費用の面でも対応の仕方も一緒にサポートいたします。
ご相談をご希望の方はhttps://www.artending.jp/contact/へお問い合わせ下さいませ。